３Dモデルで解析

ダイカスト金型設計（2021年入社）

学生時代は中古車販売店でアルバイトしていました。

こんな仕事をしています

ダイカスト金型の内冷方案を検討しています。解析ソフトで金型の3Dモデルを作成し、600℃以上の溶けたアルミ合金を金型に注入するシミュレーションを行います。その解析結果から金型の温度や製品の凝固時間を確認します。金型の冷却が不十分だと金型にアルミの焼き付きが発生し、製品の外観や寸法精度に影響が出ます。また、部分的に凝固時間が長くなると、凝固収縮による引け巣などの鋳造欠陥の要因となります。このような不良が発生しないよう、内冷配置や湯道について鋳造担当者の意見や要望を織り込みながら内冷方案を決定します。

短期間で解析モデルを作成しなければならないときは大変ですが、実際に自分が担当した金型で生産された製品を見るとうれしくなります。今後も多くの製品に携わり、日々成長し前向きな気持ちで頑張ろうと思います。

私の一日

5:00 起床: 毎朝ランニングをしています。その後シャワーを浴びてクラシックを聴きながらコーヒータイム。
8:00 出社・始業: 鋳造技術部門からメールで寄せられた気づきや要望を確認、返信します。またその日の業務予定を確認します。
9:00 解析モデルの作成、報告: 解析依頼書を基に金型の3Dモデルを作成します。シミュレーション結果を解析報告書にまとめ依頼者へ送付。鋳造担当者の意見を確認し、内冷方案に織り込みます。
12:00 昼食: 社内の売店でパンを購入したり、社内食堂で昼食をとっています。
13:00 昼礼、内冷方案の送付: 昼礼で進捗確認をします。
決定した内冷方案を次工程の金型設計に提出します。関係者の要望を正しく伝えるために作成した内冷検討資料も添付します。
16:30 退社: 帰宅後は、お笑いが好きなのでお笑い芸人のYouTubeを見ています。